人生をかけた大工の棟梁

姫路城

先日仕事で姫路に行く機会があり、姫路城を観ることができました。

雨の降りそうなお天気でしたが、なんとか小雨ですみ、天空の白鷺こと、

世界遺産、姫路城の優美な姿をゆっくりと閉館時間がせまるまで

堪能させてもらいました。

 

初代、姫路城を築造するにあたって、「桜井源兵衛」という大工の棟梁が

その名誉ある建造をまかされ、大工として持てる限りのちからを発揮して

9年という歳月をかけて無事完成させ、彼の最高傑作と呼べる作品をつくり

あげたそうです。

完成した姫路城を見て、源兵衛はなんとなく違和感を感じでいましたが、

きっと気のせいだと自分にいいきかせていたそうです。

それは城がなんとなく傾いているような気がしたが誰にも言えずにいました。

 

ある日、妻に完成した姫路城を見せたところ、

少し傾いているわねと指摘されてしまった。

自分が人生をかけて作り上げた最高傑作を素人の女性の目から

見てもわかるくらい傾いているという現実。

ショックのあまり、源兵衛は、大工道具のノミをくわえて

天守閣から飛び降りてしまった。

 

という史実を事前にネットで調べてありましたので

同行した妻に教えてあげると、

「あ、そういえばちょっと傾いているわね。」

「・・・・・( ̄△ ̄#)」

 

源兵衛さんもこんなふうに言われたのかな。

ショックだったろうな・・・。

 

後世の調査で、城の自重により地盤が少し傾いたためで

けっして棟梁の腕がわるかったわけではなく、

その傾きも先の大改修時に補正されたそうです。