建物アドバイザー

建物検査

先日、建物アドバイザーの講習、資格取得のため、東京に行ってきました。

3日間もお休み頂きすみませんでした。m(_ _)m
 

「建物アドバイザー」は、建物の知識を習得し、

「顧客に建物に関するアドバイスが出来るようになりたい。

実際に建物点検(インスペクション)が出来るようになりたい。」と

考えている方向けの研修で、

研修終了後の試験に合格するとNPO住宅情報ネットワークから

資格が認定されるというものです。
 

座学での研修2日間と、

3日目は、三級建物アドバイザーの試験。

実際の現場で検査器具(打診棒、クラックスケール、レーザーレベルなど)を使った実技研修

で二級建物アドバイザーの試験。
 

帰ってきてから現場での住宅検査を報告書にまとめ提出することによる

一級建物アドバイザーの認定試験。

とギュッと内容の詰まった濃い研修と試験でした。
 

長年、不動産業に携わっていますが、

不動産屋さんは、建物に関する知識が若干弱いところがあります。

住宅メーカーや工務店に勤務の経験のある不動産屋さんはまだしも、

不動産業一筋で勤務していると、建物の知識習得のために本格的に勉強する機会が

ほとんどありません。
 

今回、知識レベルの向上とともに、

実際の現場で、レーザーレベルを使って床や壁の傾きを計測したり、

打診棒で基礎や外壁の剥離を調べたり、床下や屋根裏を覗いたりして、

建物をどのような視点で点検したらいいか、コツを教えてもらった

ことがとても勉強になりました。
 

ところで、「既存住宅売買瑕疵保険」は、

中古住宅の引き渡し後に、構造の問題や、雨漏りなどが起こった際に、

その部分の補修費用を保険金で対応することができる保険です。

「既存住宅瑕疵保険に加入出来る状態である。」と、建物の構造や劣化や品質の

安心を伝えられれば、安心して中古住宅を売買することが出来ますよね。
 

「建物アドバイザー」はこの「既存住宅売買瑕疵保険」に加入出来る住宅かどうか

のアドバイスをすることが出来ます。
 

建物アドバイザーの認定証、早くこないかな。(^-^ )